国際親善試合 日本代表 0-4 ブラジル代表 天敵に再び粉砕され完敗も収穫は得た

投稿日:2012年10月17日 更新日:

国際親善試合 日本代表vsブラジル代表 試合の感想です。


出場選手

ブラジル代表

GK 1 ジエゴ・アウベス
DF 4 ダビド・ルイス
DF 2 アドリアーノ
DF 3 チアゴ・シウバ
DF 14 レアンドロ・カスタン
MF 10 オスカル(後半44分)
MF 7 ラミレス(後半42分)
MF 5 パウリーニョ
MF 8 カカ(後半37分)
FW 20 フッキ(後半32分)
FW 11 ネイマール(後半40分)

Home:
日本代表

GK 1 川島永嗣
DF 15 今野泰幸
DF 5 長友佑都
DF 6 内田篤人(後半0分)
DF 22 吉田麻也(後半45分)
MF 7 遠藤保仁
MF 14 中村憲剛(後半0分)
MF 17 長谷部誠(cap)(後半17分)
MF 4 本田圭佑
FW 10 香川真司
FW 8 清武弘嗣(後半45分)


ベンチ入り選手

22 ジェフェルソン
12 ビクトル
13 デデ
15 フェルナンド
16 サンドロ(後半42分)
17 ルーカス(後半37分)
18 ジュリアーノ(後半32分)
19 チアゴ・ネーヴィス(後半44分)
9 レアンドロ・ダミアン(後半40分)

12 西川周作
23 権田修一
3 駒野友一
16 栗原勇蔵(後半45分)
21 酒井宏樹(後半0分)
25 酒井高徳
13 細貝萌(後半17分)
9 乾貴士(後半0分)
19 宮市亮(後半45分)
24 佐藤寿人
20 高橋秀人
11 ハーフナー・マイク


得点者

パウリーニョ(前半12分)
ネイマール(前半26分)
ネイマール(後半3分)
カカ(後半31分)


警告・退場者

ラミレス(前半37分)
ダビド・ルイス(前半40分)


フランス戦でやられた事をやり返すかのように、日本代表が今度は試合序盤からハイプレスでブラジル代表にプレッシャーを仕掛ける。

高い位置で奪ってパスワークで落ち着かせようとする、まさに攻撃的に行く為の、ポゼッションを取りに行くと言う日本がやりたいプレイを見せる事ができていた。この点は非常に好感を持った。素晴らしい対処だったと思う。

更にポゼッションを取る為のパスワークもきっちり繋ぐ事ができていた。それが出来ていた事は非常に大きい。だけど日本が苦手とする南米勢の頂点に立つブラジル代表はやはり甘くはなかった。

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パウリーニョの先制ゴール

中盤でオスカルが相手を引きつけてから中央にいたパウリーニョに横パス、これをドフリーで待っていたパウリーニョが豪快にミドルシュートを突き刺してゴール。

完全にフリーにさせてしまった日本代表の守備に問題があったが、このワンチャンスを的確に決めてくるブラジル代表、この決定力が日本との大きな差であるのは紛れも無い事実。

前半12分にブラジル代表が先制します。

ネイマールのPKでの追加点

日本の左サイドから仕掛けてきたカカが、オーバーラップしてきたアドリアーノにパス、アドリアーノがマイナスのクロスでカカに戻した所、今野泰幸がタックルで止めたんですが、不運にも転がってきたボールが今野の手の所に転がってきてしまった…これでPKを取られてしまう。

PKはネイマールが蹴る前にフェイントを仕掛けつつも、ほぼど真ん中に思い切り蹴りこんでゴール。前半26分にブラジル代表が追加点を挙げます。

ネイマールの追加点

更に更に、後半頭に右CKで長友佑都がポジショニングをミスって、ファーで構えていたネイマールにダイレクトで胸トラップされると言う失態。これをネイマールがクロスで狙うも吉田麻也の足に当たってそのままゴール。

不運もあり後半3分にブラジルが3点目をゲットする。

カカの追加点

吉田麻也のパスミスをカットしたフッキがネイマールに繋ぎ、そのまま左に走ったカカへスルーパス。吉田麻也はカカの右足のコースを完璧に切っていたが、カカはそのまま左足で持ったまま左に移動し即座にシュート、川島永嗣も反応するがゴール右隅に突き刺さる完璧なシュート。

吉田麻也のミスから始まったが、対応も見誤った情けないゴールとなった。だがあのスピードで逆足で決めてくるカカは流石だ。

後半31分にブラジル代表が4点目をゲットして、日本代表を粉砕した。

大きな差は賢さ

ブラジル代表の選手は賢かった、何が賢いのかと言うと、緩急の差が絶妙なのだ。

日本人は勤勉で、常に全力投球だが、ブラジル人は抜く時はダラーンと抜けたプレイをする。だがいざチャンスとなると突然全速力で加速して襲いかかってくる。このギャップが「速い!!」と言う驚きを俺達に生み出している。これは勿論選手達も感じている問題だ。

むしろ相手と対峙している選手にはこれは大きな差を生み出すので、非常に効果的だ。初めてやった選手を相手にした場合は、相手がどれぐらい速いかは目の前でやってみないとわからない。

手抜きをしていたプレイの時に「これぐらいの速さなら追いつけるな」と思っていたら、突然全速力になったらもっとギアを上げて速くなり、対応が一歩送れる。対応が一歩遅れたら次のフェイントにあっさり引っかかる、慌てて最初に対応した時点で簡単にフェイントに引っかかるんだ。

そのいやらしさが大きな差になった。ブラジル人は確かに速いが、その速さは緩急にあると思う。緩急のせいでよけいに速く感じてしまうのは本当に上手いと思う。

ここの差は非常にデカかった。

先制点が早すぎた

日本代表は最初にハイプレスをしてボールを支配する事で、ペースを掴もうとした。この狙いは非常に良かったが、先制点が早すぎた。あっと言う間に守備の脆さを突かれてパウリーニョをフリーにしてしまった。

この先生点を早々に奪われてしまった事が非常に痛かった。それがなければまだもうちょっと均衡を保つ事が出来ただろう。ビッグネームと対戦する際にはここが大きな違いになる。

あそこで決められた事で「やっぱりブラジルは凄い」と自分達の中で相手を強大にしてしまってはいないか?そこのメンタル面も実は気になっている。

ちなみに見てる方としては思ってしまったよ!!

狙いは完璧に通った

別に喜ばしい事でも何でもないし、悔しくてしょうがないが、日本は欧州遠征でフランスに価千金の勝利をした。カウンターで一発で決めて自信を得た。その後にブラジルに攻撃的なサッカーを展開し、ポゼッションをある程度取る事に成功した。

そしてある程度ポゼッションサッカーで崩せる事がわかった。ブラジル相手でも決定機を生み出す事は出来ていたのだ。やはりここは揺るぎない事だ。印象的だったのは、うっちーと本田が完全に囲まれた状態で、ショートパスの連携でその囲まれた状態を脱出出来ていたシーンだ。

そういうシーンを度々作る事が出来ていた事は本当に大きい。日本のパスワークが通用していた証明だった。

この点だけは俺はポジティブに捉えたい。非常に良かった。これが出来るかどうかを試す為に欧州遠征に来たようなもんだ。フランス戦では後半に入ってからちょろちょろやれたって程度だった。

それがブラジル相手に出来たってのは非常に良い事だ。勿論親善試合でしかないが、それでも前半序盤からそれが出来ていたのは大きいと思う。二点目のPKは本当に不運だったとしか言いようがない。審判がどうこう以前にあそこで手にボールが来るってのが運が悪い。

日本はフランスで結果を残し、ブラジル相手に内容を残す事に成功している。そして更に、最も欲しかった「まだまだ世界には通用しない、強くなっていない」と言う実感を選手にも監督にも、俺達にも痛感させてくれた事だ。この悔しさを味わう為に欧州遠征に来たはずだ。

ここでザッケローニを罵倒する奴は、過去の戦績を総て見返すと良い。アウェイでフランスを撃破し、アジア予選を快勝し、アジアカップ優勝に導いた指揮官を、世界最強のチームに大敗したからってバカにするのか?サッカーをなめちゃいけない。

相手はワールドカップ初年度の1930年大会から全部参加しており、最多優勝を誇る歴代最強国だ。たった14年前か?その程度に初めてワールドカップに出場した国がそうそう勝てる相手じゃない、歴史が違いすぎる。

その相手にこれだけやれたのは、選手の成長もあるがザッケローニがそれだけのチームを作ってきたからだ。今日のブラジル戦は不運もあった。途中まで内容はかなり良かったんだよ。その事実だけは忘れてはいけない。

そしてブラジルに敗れると言う、普通に考えたら「当たり前の事」に対して、たかが仕事で滞在しているだけの日本が負けた事に対して、世界最強の相手に負けただけなのに、大の大人のくせに涙目で悔しがっていたザッケローニへの敬意を忘れる事は俺は許せない。

俺はザッケローニを信じているから、多少選手交代に疑問はあったが、文句はそこまではない。

選手交代に関して

内田を前半で代えたのは、もしかしたら怪我をしていた可能性もある。ネイマールとお互いにガッツガツにやりあっていたし、ネイマールに仕返しで足を思い切り踏まれていた。あれで爪が割れていたりしている可能性もある。それはすぐにはわからないだろうけど、怪我の可能性もある。

中村憲剛に代えて乾貴士を入れたのは、もう前田遼一もいないし本田圭佑のワントップ状態なのだからフランス戦で良かったセレッソラインを単純に試したかったのだと思う。

見ての通り成功はしなかったが…。だがこれはチャレンジとしては非常に良かったんじゃないかな、ダメだったってわかったのも大きい。

勿論この一試合でセレッソラインが絶対にダメだ、なんて事はないが今回はダメだったのは仕方ない事だと思うし、事実だと思う。

最後の20分の間、選手を交代させなかったのは疑問があるが、それもまたあの状態でどれだけ選手がやり返せるかを見ていた可能性はある。現状の海外組ばかりを固めたあの前線でどれだけやれるのか、見ていたのではないだろうか?宮市亮を投入したい所でもあるが、あまりにも劣勢すぎて宮市にダメージを負わせる可能性もあった。そこは過保護過ぎるとも思うけど。

俺はそこまでザッケローニの采配が酷かったとは思わない。

何より、追加招集した佐藤寿人や酒井高徳を出場させなかった事に文句を言う人もいるようだが、補欠として補充された選手が、どうして正規に招集された選手より先に出場出来るの?

皆ならその待遇で満足出来るか?出来ないでしょ?俺なら全然納得出来ないよ「だったら最初からそいつ呼べよ!!」って思うよ。

高徳より先に駒野使うのが当たり前(使われてないけど)佐藤寿人より先に宮市使うのも当たり前。追加招集に呼ばれた選手の立ち位置って本当にそこなへんなんだよね…そこに文句をつける人って全然意味わからんです。

下を向いていた選手がいた

一番許せないのはこの点だ。やられる可能性は十分にあったはずだ。そこで何故下を向く必要がある、最後まで打ち合って胸を張って帰って来れば良いじゃないか、どうしてひよる必要があるのだ。

俺はこの点が最も悪かったと感じています。ビルドアップを雑にせず、気持ちを強く持って立ち向かうべきだった。最後までチャレンジするべきだった。それが出来ていない選手が沢山いた事が一番ショックだ。

もっと頻繁にこれぐらいのレベルの相手にやられるぐらいの方が良いのかも知れない。アジアの中での井の中の蛙でいてもどうしようもない。強い相手と沢山やって、何が足りないのか見る事が本当に大事だ。

この点は数少ない不満点だ。実力で負けるのは仕方ないが、メンタルで負けたらそれこそまさに惨敗だ。

本田、香川、長友は世界基準

今日やはり素晴らしいと思ったのはこの3人だった。本田圭佑は総ての起点になってチームのリズムを作っていた。前半から3人に囲まれてもキープするシーンまで見せたし、積極的にゴール前でも起点を作って崩していたのは本田圭佑だった。

あわやPKだと思われたシーンで踏ん張らずに倒れる選択をした事は本当に残念だったが基本的には良いプレイをしていたと思う。勿論シュートを決めれなかったのは問題だと思うし、そのフィニッシュを本田ですら決めれなかったのは本当に残念だ。

だけど本田にかかる負担が大きすぎた。ほとんどのプレイを本田が介さないと上手くいかない状態で、前に行って後ろに行ってと上下運動が多すぎたし、何人にも囲まれてのプレイが続いていたのは痛かった。

中村憲剛がいた頃の方が本田は生きていたってのはある意味収穫かも知れません。マジで今後ワントップに本田で行くのかも知れませんねザックジャパンは…。

そして香川真司も悪くはなかった。前線で最も素晴らしいクオリティを見せていたのはやはり香川だ。起点になる事はあまり出来ていなかったが、最前線で本田と組んで崩していたシーンは非常に魅力的。

って言うかこの二人でばっか崩してたやんかー

問題はそこに誰も入ってこれなかった事だ。清武も乾もイマイチ噛み合わなかった。この二人のレベルにもう一人入ってこれないと難しい。そういう意味では改めて岡崎慎司不在が痛かった。

岡崎の飛び出す動きがあれば、もう少し上手く崩せていたと思う。あまりにもパスの出し手ばかりで固まってしまっていた…残念だ。

そして長友はやはり攻守に渡って素晴らしかった。フッキ相手に競り勝ち、前線でもガツガツ仕掛けて行った。世界基準は紛れもなくこの3人だと思うし、別格臭を強く感じた。

だがやはり香川と本田がフィニッシュを決めれなかったのは痛い。香川はほんとにあとちょっとの差だったが、本田は豪快にミートを外れたりしていたのも痛かった。最近の本田は本当に力みすぎてよくシュートのミートを外すのが頂けない。

長谷部は良かった

個人的な印象としては長谷部誠はやはり良かった。長谷部がいた時間帯の方が細貝がいた時間帯より良かったのが正直な感想。

元々俺は長谷部の方が好きだが、今日の長谷部のプレイは攻守共に良かった。フランス戦に出場した事で試合勘を多少は取り戻したのかも知れない。

途中交代になったのは試合に出てない事でのスタミナ不足を懸念したのもあるとは思う。それぐらい良い感じだった。

ヴォルフスブルクに戻ればまた厳しい戦いが待っているが、今冬に確実に移籍して今後も主力として戦える身体をキープして欲しい選手だ。

内田篤人の守備はかなり利いていた

内田のプレイは非常に良かった。前半は内田とネイマールのマッチアップが実に熱く、お互いにガッツガツにやりあっていた。内田がガッツリぶつかって止めたかとおもいきや、ネイマールは内田の足を思い切り踏んでやり返し、今度は内田が最後尾までネイマールを追いかけ、ネイマールは内田の足に足を引っ掛けてお互いに転倒する等、かなり激アツトな対決をしていた。

それだけに後半で交代させられたのは正直残念ではある。怪我じゃない事を逆に祈るばかりです。

まとめ

正直ちょっと個人的にもイラっとしたと言うか、ショックと言うか、あまり冷静に書けている自信はない!笑

だけど言えるのは、この敗れ方は悪くはないと言う事。確実な負けですが、改めて前線の精度を高める必要がある事、緩急の差が激しいと言う事を確認出来た。

そしてやはり世界的に見れば全然強くなっていないという事の再確認ですね。本田と香川がいてもこの出来だったのはまぁ、わかりやすい結果じゃないかな。

勿論前田と岡崎がいればまた違ったのは間違いない。特に岡崎がいればね…足りていなかった裏への動きが確実に補えるのでね…んで前田がいれば本田が後方からパスを出せたんでね…。

更にクロスも全然足りてなかった、足元からの崩しのみに終始していたのはやはり前田と岡崎がいなかった影響でもある。現状のメンバーでやれる事をやろうとした結果があれだったわけで。

とまぁ言い出したらきりがないわけだなぁうん!

何にせよ完敗です。出来ればコパ・アメリカでもこれを味わいたかった所ですが、まぁ欧州遠征に来た甲斐はあったでしょう!

ただ本田と香川と長友がある程度世界基準に達している事が改めてわかったのは大きい。

そして世界一の相手に勝つには、全員がそこに到達する必要がある事も

まだまだ足りてないですねぇ…。でもそれぐらいの方が良いでしょう。ある程度通用する事もわかった。でもやっぱり最後のフィニッシュの精度がまだまだなのだなと…何年もここに悩まされてきたけど、またそれだった。

今回は本田に負担を増やし、香川の負担を軽減する事は出来ていたが、この二人共結局決めれなかったのは痛い。出来ればブラジルのようにフィニッシャーはある程度サボらせる瞬間を作って、最後のフィニッシュのシーンで爆発させて上げたい所だが、中々上手くそれが出来るはずもなく。

何にせよ、悔しくはあるが良い完敗だったと思います。是非これを糧にして欲しい。

ザッケローニがどう動くのか、そこも楽しみです。3-4-3をマジで俺の妄想通りにこれで導入していくのか、ってのも含めてね。

少なくとも俺はザッケローニを信用しているので、世界最強の相手に大敗したぐらいで文句を言おうとは思わないですね。

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